タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

昨晩の星見

 今朝は寝ぼけ頭で、昨日月面を撮影した40GBのデータを消去してしまいました。


 復旧アプリを探しましたが、さすが40GBともなると、無料オンラインアプリはなく、わざわざ購入するのもな、、、と復活は諦め、わずかに残った数MBのデータと、一昨日のデータを使って、月面画像の現像に取り組んでいます、、、
 月は今晩、撮り直せばいいだけなので。でも月の出は毎日1時間ほど遅れるので、今晩は夜11時以降の撮影になります。


 たった1枚の写真を仕上げるのに2時間くらいかかり、さらに仕上げはまだその先があり、現状、最終到達点が見えていません。

 SONY鳥用カメラでお手軽撮影した昨晩の月
 いつもベンチマークとして撮影していて、これを上回る品質の写真を望遠鏡+天体カメラで撮影できるように努力している最中。


 一目、これでいいじゃないかと思うのですが、これは99%がカメラの力で撮影されたものなので、いろいろな機材を組合わせて、自分の力でこれを上回りたいと、、、エンジニア魂というところ。

 これは望遠鏡+天体カメラの撮影成果。
 ここ1年ほど、星雲や銀河で用いている電視観望という手法で月面を撮影したもの。
 SONYに比べると寝ぼけていますよね。


 実はこの先に、SONYカメラでは撮れない惑星や太陽面の撮影があり、月面を素材にして、機材の使い方を勉強しているところです

 カンボジア国境から戻って1週間ほど、この設定で月を観ているので、セッティングはほぼルーティンワークになっていて、20分ほどで主鏡で月面が見えるくらい習熟しています。


 この写真では接眼部に天体カメラを付けていますが、まずは肉眼で月面を見て、美しさに感動し、それを天体カメラで再現できるよう、、、たゆまぬ努力をしているところ。

 昨晩は赤外領域での月面撮影。
パソコン画面上ではこれぐらい真っ赤に見えます。
 名称はIRパスフィルタとしていますが、実際には640nmより波長の長い領域を透過しているため、赤い可視光も含まれるのでこんな感じに見えます。


 昨晩はピントを合わせる際、月面ではなく、一旦、明るい恒星を導入して、そちらで合焦させてから月面に向けています。パタヤだと冷え込みが少ないので、望遠鏡の筐体温度は一定しているため、一度ピントを合わせればズレることは稀です。


 先週のカンボジア国境では、山間地で気温が下がるので、1時間ごとくらいでピント確認しないと、レンズが収縮するために、ピントがズレてしまいます