陸路カンボジア越 未だ残る悪弊
私自身、同じ国境をタイからカンボジアに通過しました。
私の時は、正規の手続きで書類と料金を提出したところ、さっと英語で書かれた「3ドル」という紙が目の前に出され、余りの高圧さだったため、支払ってしまいました。
同じ国境バスに乗った西洋人女性は、「払う必要などないはずだ」と声高に叫んでいました、、、その後どうなったかは確認していません。
タイからの出国は3分で完了
国境区間を歩いてカンボジア側へ
Ignore anyone that approaches you offering help. Walk with purpose.
お手伝いしましょうか、、、というような感じで寄ってくる人物はすべて無視せよ
アライバルビザを取得するために申請書記入。費用は30ドルのはず。
(英語の説明が不足していて詳細不明ですが、リチャードはアライバルビザと、一般のビザの書式が違う、、、といっているようです)
申請書に記入後、パスポート、顔写真、など「係員みたいなスタッフ」に提出すると、
係員みたいなスタッフ)100バーツ欲しい
リチャード)タイの金は持っていない
係員みたいなスタッフ)それなら合わせて33ドルだ
リチャード)(費用30ドル)と書いてある看板を指さし、ノー。
係員みたいなスタッフはリチャードから受け取った書類を、ビザ担当係官に渡す
数分後、カンボジアビザを貼りつけたパスポートが返却される
そして、再度、数分前に記入した同じ申請フォームに同じ内容を書いて、その申請書とともにパスポートを別の係官に提出。
ともあれ、13分間で入国手続き完了。
++++
金額としては些少です。
遅れた国で汚職も多く存在しているのでしょう、、、
そしてこの係官も、(多分、)私腹を肥やすためではなく組織の上層部に吸い上げられるのでしょう。
汚職、わいろは悪いことだと思っている人間にとって、非常に苦痛な瞬間です。
わいろを渡すことで、自分が汚職に関与してしまったという自責の念が沸き起こります。
これがあるので、カンボジアに行きたくない、、、とも、私は思ってしまいます。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。