昨晩の星見
昨晩の前半、8時ごろから10時ごろまで星見して、一通り南面の星を見て休止。
セッティングをそのまま、、、すなわち電源を落とさずに放置して仮眠。
午前1時に起床してケンタウルス座のNGC5617を導入した画像。
左にアルファケンタウリがあり、右がハダール。
南の巨大星座、ケンタウルス座の二つの一等星で、二つ並んで非常に目立ちます。
NGC5617はほぼ見えませんが、3時間の休止の間、経緯台は自動追尾状態を維持していて、休み明けの自動導入もほぼ精度よく、キッチリと望遠鏡の筒先を目標天体に入れてくれました。一つにはL=180mm 鏡筒で画角が広いということもありますが、寝ている間、よく動いていてくれた、、、と思うばかり。
双子月
露出が星雲/銀河対応になっていて露出過多。
結果的に地球照(月の暗い部分)がよく写りましたが、ハレーションで二つ目の月出現
前半夜9時ごろのオリオンと右上に燃える木星雲、、、馬頭星雲はうっすらと。
この画角で撮るのも昨晩で最終。
新しく使い始めたASILiveというソフトを使い慣れるまでは超広角でやってみようということでL180㎜を使用していたところ、今晩から長め大口径の鏡筒を使います。
ひと眠りしてベランダから空を見上げた状況。
左下隅にケンタウルス座アルファ星が見えるます。よく見ると南十字の片割れも。
仮眠して起きたところで眠くもあり、今晩は中止か?とも思いましたが、折角起き出したことだし、望遠鏡架台も星を自動導入できる状態だからと、春の銀河祭りへ。
マルカリアンチェーン(図中黄色で示したもの)。
おとめ座の銀河群で7-8つの銀河が互いに連動して動いています。
M84を導入して、チェーンが写っているからこれでいいかと、撮影し始めましたが、画角をちょっと下側、ちょっと左側に寄せればあと5つ程度のメシエナンバーが付いた比較的見ごたえのある銀河が写ったものをと深く反省。
春の星座、おとめ座あたりには数多くの銀河が見えるので「春の銀河祭り」といいます。
中央、ちょっと右、ちょっと下にボアッと見えるのがM83
南の回転花火銀河と呼ばれるものです。
次回以降は、大口径の鏡筒でもっとアップで見ていきます。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。