天文宇宙検定2級 再び
このブログの過去記事を検索すると、昨年の3月ごろに、天文宇宙検定について2つほど記事を書いていました。
先日、SNSに「今年の天文宇宙検定2級を受験します」という投稿があり、Webを検索すると個人申し込みの締め切りは4/19だそうで、受験日は5/28のようです
、、、私は受験しません。
天文宇宙検定2級の問題レベルは「高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題等を学びたい方を対象」とあり、実際はどんな感じなのかな?とちょっと興味がわいたため、全問で60問を解いてみました。
合わせて、以下のように分類してみました。
A:初心者レベル(=高校生レベル) 高校の地学レベル
B:ちょっと勉強し直せば正解できるレベル 天文時事ニュースは必見。
C:これは???
結果、A:45問(75%)、B:14問、C:1問。
合格レベルは70%なので、高校の地学レベルを一度復讐すれば合格可能かなと思えるものでした。
検定テキストが販売されており、「検定テキスト以外からは出ない」とされているので、これを蛍光ペン片手に何度か読めば合格するんじゃない?という感じのようです。
http://www.astro-test.org/wp-content/uploads/2021/12/12_2kyu_1213.pdf
例えば、上記は「B」に割り振りました。
ケプラーの法則の式です。
パッと見ると、エッと思ってしまいますが、軌道半径が大きくなると公転速度が落ちるということだけわかっていれば、正解がわかります。
計算問題は10問ありましたが、だいたいこんな感じで四則演算ができれば解けますし、大半は計算せずに、オーダーを見れば正解が絞れます。
天文時事ニュースに割り振られるのはこういうもの。
例えば、キュリオシティは火星の地面を探査する機械だ、、、みたいな形で、インジェニュイティがわからなくても、消去法で×を消していくことが出来ます。
これはひどいですね。これも検定テキストに含まれる内容なの?と疑りたくなる問題です、、、でもこんな問題は1問だけでした。
ちなみに天文宇宙検定1級ですが、「理工系大学で学ぶ程度の天文知識を基本とし、天文関連時事問題や天文関連の教養力を試したい方を対象」とあります。前年度の問題をざっくり斜め読みすると、難易度は英検における1級と2級の段差ほどはなく、準1級と2級の違い程度のような気がします。
ただし、1級には公式テキストは存在しないので、1冊の本だけ読めばOKという具合にはいかず、例えば、
こんなの知らんわね、、、という感じの問題です。





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