ようやく英字ニュースで報道が始まりました。
　容疑者の元夫が警察署副署長であるとかで、タイメディアは報道を控えていました､､､何故って聞かないでください、タイはそういう国なのです。

　BBCでは12人となっていますが、タイメディでは14人とも。

　バンコクの南西、ラチャブリー県での青酸カリを使用した連続殺人事件。

　逮捕の発端は直近に発生した事件で、
・死亡した被害者は容疑者に貯水池に誘われ放魚するタンブンを行ったが急死
・同行した容疑者はその場を被害者の車で離れ、車は警察官駐車場で発見された
・被害者の銀行口座から現金がすべて引き下ろされていた、所持品も持ち去られていた
・死の直前、被害者は容疑者からの食べ物を食べたが毒物中毒の疑い
・検視の結果、シアン化化合物が体内から発見された
　事件として表面化。

　この事件でばらばらとSNSに出ている情報を羅列すると
・容疑者の周辺で、過去3年ほどの間で不審死が14件（上記顔写真は13人）
・その多くが容疑者と一緒にいて急に死亡。「病死」と判断されすでに火葬されている
・多くの場合、容疑者は被害者から多額の借金を負っていた
・被害者の中には警察官2名も含まれるが、容疑者の夫は警察署副署長（元夫とも）
・容疑者の姉は薬剤師で、毒物を入手できる
・警察関係者の縁者が容疑者と目された場合、殺人事件にならない場合が多いとも

　国家警察幹部が「警察関係者だからと言って配慮しない」と声明を出したという記事がありました。
　､､､まあ当たり前のことですが､､､
　現在、タイは選挙前なので、警察としても身びいきは出来ない状況ではあり、次第に明らかになると思います。