赤道儀の調整法
夕方5時過ぎ、今日はダメそうですね、、、
昨晩、星空観望をして、朝から夕方まで赤道儀をそのままにしてありました。
赤道儀のセッティングに時間をかけるのも面倒なので、、、
昨晩、赤道儀の極軸を合わせるのに、機械がズレの量を指定して、いざ、手動で合わせましょうかと始めて所要時間9分54秒でした。
赤道儀からは「Very slow」と皮肉られたわけです。
前回も遅いと機械から指摘を受けており、手順の見直しを考えてみました。
AM5赤道儀の下面近くに、水平方向に回転させる押引きネジと、極軸の傾きを上下方向に変えるネジがあります。
思えばこれを馬鹿正直に動かしていました。
水平方向をこのネジだけで動かす問題点として、
① 微動なので時間がかかる
② 水平移動量に限りがあり、微動だけでは動かせない
AM5赤道儀の底面には、GITZO互換のシステマティックトップフラットプレートが下にねじ込まれるようになっています。
これは三脚の上に乗る延長筒の上部の構造です。
三脚の天端も同様の構造になっていて、トップフラットプレート介してオスメス嵌合させ、クランプで止める構造になっています。
このクランプを緩めれば、水平方向に回転できる構造になっているわけです。
微動の押引きネジをグルグル回すよりよっぽど早く、概略位置まで水平回転させることができます。
また、赤道儀のアライメント調整は、水平方向だけでなく、極軸の傾きも調整する必要がありますが、極軸の上下方向は、一度観測地点の緯度に合わせておけば、ほとんど狂いがないわけです。
ということで赤道儀を片付けます。
次回は、いつ、赤道儀を組み立てる星空になるか、、、
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