朝4時から1時間ほど
ここ数日、朝方起きて空を見ると青空の面積が大きくなっていて、夜中は雲が出ても明け方に空が晴れてくるのではないか、、、と考えて、朝4時に起床。
天頂方向にフォーマルハウト
フォーマルハウトの導入は失敗しました。
南の方に見えたのでGotoフォーマルハウトで指示したところ、いつもは左回りに望遠鏡が移動するのに右回りに望遠鏡が回転、手すりにカメラが衝突、、、
子午線反転という現象のようで、いままで金星中心に西の空ばかり見ていたので問題なかったのですが、フォーマルハウトは南中前、正確には東寄りに位置していたため、子午線反転で赤道儀が逆回転したようです。
天体カメラなどで幾本ものコードを使っているので、絡まって赤道儀が動かなくなるのが怖いので、これからはちゃんと事前確認しなければ、、、
つる座のアルナイルです。
この辺りは銀河系外の密集地帯で、5秒程度の露出時間ですが、アルナイルの右上にNGC7213が淡く写っています。
次に導入したのは同じくつる座のBeta Gruis(つる座のベータ星)。
何事も問題がなかったように、次々と輝星が導入できます、、、
これは球状星団。
雲がどんどん迫りくるので長い露出時間をかけられませんが、それでも星の密集が見られます。
フィルターは天体カメラとしては最低限のもの、UVIRカットフィルタのみ。
パタヤの街の光を拾ってしまいますので、全体的に白っぽく写ってしまいます。
これは赤い反射星雲
フィルタはそのままUVIRカットフィルタのみ。
このころには午前5時も迫り、白み始めたのでフィルタの交換なしに深天体をホッピング中。
しっかりと露出時間を取って、かつ適切なフィルタを使って、次回はくっきり写したいものです。
ともあれ、朝起きぬけにラフに赤道儀を北に向け、そのままGotoで星を入れていくだけで目標天体にたどり着き、そこそこの精度で追尾しますので、天体写真としての完成度は望むべくもありませんが、電視観望程度、パッと天体を見るという程度の精度であれば満足できる程度までにはなっています。
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