タイの都市住民はもっと日を浴びよ
血液検査の結果、バンコク等の都市部に住むタイ人はほとんどの人がビタミンD欠乏であることが判明したとのこと。医師は日光浴をするよう勧めています。
ビタミン濃度を検査した人の99%でビタミンDが不足が判明ようです。
医師によると、被験者の多くが屋内で働いている人か、または肌が黒くなるのを嫌って太陽の光を避けようとしている人たちだとのこと。
記事では、「アジアの一部地域に共通する文化的嗜好」としています。
別の調査では、タイの都市住民のビタミンDレベルはタイ北東部の農民よりもはるかに低いということもわかっています。
さらにこの調査結果では、高齢者グループと比較して、若者のビタミンDレベルがはるかに低いようで、若者が屋内でより多くの時間を過ごし、屋外で運動することをほとんど選択しないためとしています。
10年前の調査結果と比較すると、
ビタミンDが欠乏しているタイの子供たちの割合が40%増加
調査対象者の3分の1で必要なビタミンDが不足
この調査はタイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアを対象としているが、近隣諸国でも同様の結果となったとのこと。
ビタミンD欠乏はくる病を引き起こす可能性があり、くる病は子供の骨の軟化を引き起こし、虫歯や免疫系の低下を引き起こすとのこと。
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ベトナムでもそうでしたが、ベトナム人も一般に日を浴びるのを嫌っていました。
インドシナ半島は、インドと中国の文化が混じり合っています。
インドでは支配者=侵入者=白い肌という構図が成り立つようですし、中国でも白い肌は高貴とされています。
上記は知識としては承知しており、実際に日を避ける人の姿をみてきましたが、ビタミンD不足にまでなっているとは知りませんでした。
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