当面の課題を整理
機材を日本から持ち帰ったわけですが、パタヤは依然として雨季、完璧な晴天は望めない状態です。
体は一つしかありませんし、晴れ間が見えても短時間かつ部分的なので、出来るところから順次進めていこうということで、下記の表を作成。
① 太陽望遠鏡カメラ交換
これは単純に太陽専用望遠鏡の天体カメラを入れ替えるだけですが、いろいろな問題が生じて交換完了までに1週間かかりました。
すっきりとし太陽像を未だ撮影できていませんが、あとは微調整ですっきりと晴れた日を待つのみで、日々の定常的な運用状態に移行しています。
② プロミネンスアイピースの適用
一般の天体望遠鏡に専用アイピースを取付けて太陽プロミネンスを見ようというもの。
前提として①の天体カメラの使用を考えていたので、ようやく試験稼働できる状況になりましたが、これも太陽待ちの状況。
③ 近赤外による銀河撮影
①と②は昼間の天体活動であり、これ以降は夜の天体活動です。
最終的にはΦ203㎜のEdgeHD800の使用を考えているものですが、EdgeHD800用レデューサが未入手なので、Φ102鏡筒で試験稼働を考えています。
フィリップミラーで2個の天体カメラを使い分ける予定で事前の設定が必要になります。
夜、いつ晴れるか不明なので、設定だけは前倒しで進めています。
④ SCT(シュミットカセグレン)での惑星状星雲
現時点で撮影カメラはASI533MCPという画角が比較的広いカメラを使用する予定で、今ある機材を淡々と組んで望遠鏡を向ければよいだけのはず、、、です。
この画角の広いカメラで一通り惑星状星雲を見て、画角を絞って拡大しようとしたときには、新しい観測システムが必要となりますが多分寒季に入ってからだと思います。
晴れを待つということだけは共通ですが、現時点で特段の問題はなさそうという感触。
⑤ SE120による輝線星雲
輝線星雲については7月の晴れ間にベランダから撮れるものは撮っているため、遠征ありきで北天のものを見るような感じになり、現時点では優先順位的に後回し。

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