大音響でギャンブルと薬物パーティ
パタヤの隣町サタヒープで、別荘を借り切って大音響を出してパーティを行っているという苦情が警察にあったとのこと。
別荘前の通りは私道にもかかわらず、高級車23台がずらりと駐車して占拠状態。
警察が踏み込んだのは昼間のようですが、前夜から大音響が出ていて付近住民の安眠を妨げていたとのこと。
警察も30人規模で現場に乗り込み、総勢52人の若者を逮捕。
男性29人、女性23人、未成年とのことで身元は伏せられています。
若者たちは違法薬物を摂取したり、タイで違法のハイローギャンブルを楽しんでいたようです。また駐車車両を捜索して銃7丁を押収。違法薬物ケタミンも発見。
++++
こういう記事を読むと、全然悪気がないんでしょうねと思うばかり。
普通に考えれば、薬物摂取とか違法賭博とか、犯罪じゃないですか。
それをこそこそ集まってするわけでもなく、外から見て大っぴらにやっているわけです。
多分、彼らにとって日常茶飯のことで、警察にタレ込まれても、警察もいつものことなので毎度毎度出動するわけではなく、今回は地元の有力者からの通報だったのか、一罰百戒で急襲しようか、、、という感じなのでしょう。
タイは格差社会なので、親の金で高級車を買ってもらい遊び惚けている若者が多数いて、困窮クラスの若者が同様のことを行えば即刑務所行きのところ、警察に捕まっても親が呼び出され警察とゴニョゴニョやって無罪放免になり、経歴にも傷がつかない、、、という感じなのでしょう。
日本の江戸時代も、江戸の商家だとそれぞれ出入りの岡っ引きがいたり、江戸の各藩邸には出入りの旗本などがいて、面倒ごとがあるとそれらに頼んで処理をして対価として日々の付け届けが行われる、、、
今の日本にそういうグズグズな関係が残っているかどうかは別として、、、側聞すると大企業だと警察OBを役員としたり検察OBを顧問弁護士にしたり、、、、そういうシステムが残っているのでしょうが、日々の軽犯罪をもみ消すようなことはさすがになさそうですよね。
いわゆる発展途上国とか悪い言葉だと後進国という言い方がありますが、主に経済的な発展だけで議論されますが、要は社会システムが民主的開明的でないので、経済的にも発展できない、また貧富の差が激しいということなんでしょうけども。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。