赤い星雲用鏡筒の組立と検証②
今回の一時帰国でカメラ用のクローズアップレンズを2種類持ち帰りました。
前回帰国でも1枚購入したので、現在、3枚のクローズアップレンズが手元にあります。
このクローズアップレンズとは一般のカメラに使用する「老眼鏡」のようなもので、撮影対象物により接近して撮影できる補助レンズのようです。
前回一時帰国で持ち帰ったものはNo.3のクローズアップレンズで、今回持ち帰ったものはNo.4とNo.5のクローズアップレンズです。
元にした資料でNo.3が使われていましたので、最初はNo.3を購入したわけですが、いろいろと資料を渉猟していくとNo.5とか、また2枚のクローズアップレンズを重ねて用いることもあるようで、今後組合せを色々と確認していこうと思っています。
機材はこんな感じで、矢印のところにクローズアップレンズを入れて使います。
傾向を確認するために、クローズアップレンズなしと、焦点距離の短いNo.5と長いNo.5を使い比べてみました。
写真を撮り比べて見たもの。
当初心配していたのは合焦しないのではないか?ということでしたが、ピントノブを多少動かすことは必要でしたが、11㎞先のラン島を見る限り合焦可能でした。
写真から読み取った視野拡大率、望遠鏡の焦点距離変更についてまとめたのが上記。
広い視野を得るだけであれば、No.3が良さそうです。
注意しなければならないのは、広い視野の隅々まで「星が点に見えるか」ということ。
これはクローズアップレンズの有無、各タイプを使ってみて実際に比べて見ないとわからないので、今後の検討課題になります。
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