タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

雨の後で

 パタヤの雨は通常だと1時間もしないうちに止みます、、、だいたい20分くらい。
 ただし前後、黒雲が沸き立つので2-3時間は如何にも如何にもという空模様です。

 雨が止んだので昨晩の天体観察での望遠鏡不具合の修正。
 二つあるファインダーの内、レッドドットファインダーの基部のネジが緩んでファインダーの芯が一致していませんでした。
 空が全面的に晴れていればファインダーは必要ありませんが、雲間から明るい星を狙う場合はファインダー頼りで、まずは画角の非常に広いレッドドットファインダーで大まかに位置合わせしその後光学ファインダーの十字線合わせれば主鏡の視野に導入できるという具合です。修正作業5分で完了。

 今晩のターゲットはシリウスB。


 シリウスは比較的早い時間から見えだし、ほぼ終夜、観察できます。
 シリウスはシリウスAとシリウスBという連星です。
 私たちが見ているのはシリウスAで全天で太陽に次ぎ明るい恒星です。
 星としては実は普通の星で太陽系から8.6光年と近いために明るく見える星です。


 シリウスAは-1.1等級で、シリウスBは8.4等級。
 8.4等級は星としてそれほど暗い星ではありませんが、主星であるシリウスAに近くこれがあまりにも明るいので光として分離できなく、俗に「シリウスBチャレンジ」というくらい、アマチュア天文家としては難易度の高い対象になっています。


 実はこのシリウスB、わずか1億2千万年前までは赤色巨星としてシリウスAよりも立派な星であったのですが、寿命を迎えるとともに外層を失って現在の白色矮星という星の亡骸に近い形になってしまっています。


 通常、白色矮星はアマチュアレベルの望遠鏡では見えませんが、太陽系に近いのとシリウスという目標があるので、条件さえ整えば見ることができるわけです。


   さらに、シリウスBは2021年~2024年頃において、地球から見たとき主星(シリウスA)から最も離れて見える時期を迎えます。シリウスBを見るのなら今しかない、、、50年ぶりの観察好機となっています。

 手持ちのプラネタリウムアプリのステラリウムで拡大拡大をしていくと、Alpja Canis Majoris Bが出てきます。シリウスに望遠鏡を向けるにしても、おおよその方角がわからないと確認できません。
 星図によれば今晩2時頃だと左手9時の方向に見えるようです。


 果たして見えるでしょうか、、、