絶対に守られないだろう新しいタイの法令案
来月から一部地域においてレストラン/バー/パブの営業時間が午前4時まで可能となるのに合わせて、バーやパブの経営者は来店客が店を出る時にアルコール濃度測定を行わなければならないという公衆保健省の提案。
そして呼気等のアルコール濃度が一定値以下でない者に対しては、公共交通機関を利用して帰宅しなければならないというもの。
パタヤの市街地には多くの「客用駐車場を有するパブ」があります。
私がゴルフ練習に出るのは早い時間帯だと朝5時半、遅い時間だと7時前ですが、パブから出てくる客がバイクや自動車で帰宅する姿をごく普通に見かけます。
バーやパブにいてアルコールを飲まない人はいないわけで、そういった自動車やバイクを運転する人たちは飲酒運転、あるいは酒気帯び運転なわけです。
ここで??と思う方もいると思いますが、パタヤでは現行午前2時までしかバーやパブは営業できません。でも客は朝7時ごろまで店で酒を飲んでいます。
営業時間の条例法令さえ守られていないわけでして、そういった店の経営者に対して、客のアルコール濃度を検査しろ、、、などといって順守できるはずがないと思われます。
結局、飲酒運転に対する罪悪感みたいなものを多くのタイ人は持っていないようです。
もちろん、タイにおいても飲酒運転は刑事罰が科せられますし、ごくごくたまに、政治家等が飲酒運転で逮捕されることがありますし、指弾を受けて辞職することもあります。
運が悪いか、立ち回りが下手な人たちです。
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