昨晩の星見
夕方に月を撮影して、その後ちょうこくしつ座渦巻状銀河NGC300を狙いましたが、箸にも棒にもという惨憺たる結果。
・全体的に靄っとして銀河の形状が判別できない
・画面全体にフィルターの汚れなのかドーナッツ状の黒いシミが多数
・局所的に針で突いたような明点が20数個
もともとパタヤの早い時間帯では、空は全体的に靄っているのですが、それにしてもこれなに、、、という画像。ということで次回に向けて機材も含め只今考慮中。
EdgeHD800+0.7RD+ASI533MCP+CometBandフィルタ+AM5赤道儀
午前3時過ぎに起床してベランダに設置済みの赤道儀で星雲系を探索。
この画像は日没後のセッティングとほぼ同じ状況で対象が散開星団に替わったもの。
画像を見る限りおかしいところはありません、、、
Φ203㎜鏡筒は今シーズンから使い始めているので、どんな天体をどの程度の倍率(画角)で、露出時間はどうする、、、というのを実験的に試している段階。
この惑星状星雲は、昨シーズンだとΦ72㎜でせいぜい30秒露光で撮影していたもの
昨晩も最初は30秒で始めましたが、どうも写りがいまひとつで、60秒に上げたところリングの写りが格段に良くなりました。
考えてみれば当たり前のことで、Φ72㎜はF5.6、このΦ203㎜鏡筒はF7.0なのでその分露出時間を伸ばさないと暗い対象だと姿を現さないわけです。
最適解が60秒なのか180秒なのか、はたまた300秒なのかは次回以降に調べたいと思います。
EdgeHD800+0.7RD+ASI533MCP+L-eXtremeフィルタ+AM5赤道儀
IC434オリオン座馬頭星雲
これははじめ1分露出でスタート
どうも像が見えないなと180秒に変更するとパッと像が浮かび上がりましたが、まだ足りないようです。
撮影開始が4時過ぎでこの時点で大きく西に傾いており、ビーチのナトリウムランプの影響を強く受けています。この辺りの段取り調整も必要ですね。
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