タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

パタヤで救急車の走路妨害 非難集中

 まあ救急車が来れば道を避けるって、当たり前の話ですけどね。
 それをせずに進行を妨害している車
 タイって、まだこんなことがあるのです。


 パタヤで胸部圧迫感を感じたロシア人観光客を助けるために急行した救急車を、白いピックアップトラックが妨害したとされ、その一部始終はビデオで撮影されオンラインで共有。


 呼ばれた救急車がサイレンと回転等を付けて後ろにいるのに、白いいすゞD-Maxピックアップトラックが道に停車して避けようとしないという図。


 サイレンが鳴れば歩行者もそちらを見るでしょうし、前に停車した車が動こうとせず、救急車がなかなか前に進めなければ、手持ちのスマホで動画を撮る、、、
 この動画は海外観光客により撮影され、「タイってこんなところ」という主旨で拡散させたもののようです。


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 拙宅ベランダからパタヤの目抜き通りセカンドロードが見渡せますが、日に何度か、サイレンを鳴らした救急車が通ります。
 セカンドロードの先に、私立パタヤ記念病院があり患者を運ぶためです。


 空いていれば問題ありませんが、遠くから聞こえたサイレンが、なかなか拙宅前を通り過ぎず何やっているのよとベランダから見ると、救急車が渋滞の中、前の車がなかなか避けないのを辛抱強く待って進んでいくのが見えます。


 道路が渋滞しているのが第一ですが、車線表示があるもののタイではこの車線を守らない車が多いこと、合わせて拙宅の先にセンタンがあり駐車場からの流入があって先詰まりになっているということもあるのですが、一言で言えば、『救急車が後ろから来たら何をすべきか』ということを運転手各人が理解していないからだと思います。


 日本だと、安全啓発ビデオや交通安全学習など、小学生中学生のころからたたき込まれ、免許証を取る際にも何十時間もの座学運転講習を受けるわけですが、タイではこういった類が皆無とは言いませんが、非常に少なく身に付いていないので即座の反応ができないようです。


 記事になった白いピックアップ運転手は、酒を飲んで酩酊状態だったか、薬系でいい気分だったのか、あるいは大音響でガンガン音楽を鳴らしてサイレンが聞こえなかったのか、また単にうるせえなあと思っていただけなのか、、、


 救いは、こういう「事件」がSNS等で流され、後進性を嘆く声が出てくることで、あと一世代か二世代経てば変わるのでしょう、、、