1月新月期のターゲット
1月新月期に星見旅行に行くとしてそのテーマは、
① パタヤの光害に負けてしまう微光天体を見る
② 自宅ベランダから見えない北天/東天の天体を見る
現時点で計画中の星見場所は、空はまあまあ暗いことがわかっていて①の条件はOKと思われます。
現地は南と西の方角は問題ないことが概略わかっていますが、北と東は??。
ともあれ机上の検討では全天の眺望が可能ということで、見るべき天体のリストアップしたのが下記。
見る天体に応じて、機材を切り替えなければなりません。
① 画角の大きな天体は焦点距離の短い機材で、また小さな画角の天体は長い焦点距離で見ることになります。
上表はΦ72㎜を想定して作成されていて、Φ72㎜のナマの焦点距離は400㎜、これにレデューサを装着すると280㎜になり、表には最適焦点距離を記載しています。
② 今回フィルターは4種類持参するつもりで、Hα線を抽出して観望する輝線星雲用に2種類、銀河や分子雲用に別途2種類を用意しています。見る天体ごとにフィルタを使い分けていきます。
焦点距離の切り替えやフィルタの交換作業はそれぞれ数分かかるため、なるべく機材を変更しないような順で天体を見たいという反面、早い時間帯に地平線に沈んでしまう天体や遅い時間にならないと出てこない天体があり、上表はおおむね見るべき順番に並べています。
表の冒頭にあるカシオペア座の天体は早い時間に沈んでしまうので早めに見ないとダメなのと、一方でカシオペアは北天にあるので光害で条件的に厳しい可能性もあり、状況によってはカシオペア座天体はごっそりとボツということもありそう。
上表は輝線星雲、銀河などでまとめていますが、パタヤではうまく見えない散開星団や球状星団も観望する予定であり、まだまだ事前に行うべきリスト化作業は続きます。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。