蔓延するクラトム飲料
クラトムというのはタイの民間ハーブで、陶酔感というかありていに言えば弱い麻薬のようなものです。
記事には「咳止めシロップ入り」とありますが、意味不明です。
クラトムは民間医療薬として、鎮静剤(リラックス、痛みの緩和、その副作用として混乱)として使われ、アヘンの代用品として用いられたこともあるようです。
このクラトムはタイでは合法ですが、未成年者に販売するのは違法で、写真の男性は未成年者にクラトム液を販売したとして逮捕されました。
最近、パタヤではクラトム違法販売がニュースに登場することが多くなり、注意しながらパタヤ市内を見て回ると、ごく普通にクラトム液を飲んでいる人を見かけます。
今朝も、、、道路際でテーブルを並べ酒盛りをしている男女がいましたが、テーブルの上にはクラトム入りのペットボトル、、、まさに上記写真に写っているものが並んでいました。
ラン島にいた時も、道ですれ違った、ちょっとふらふらしたタイ人が手に持っていたのもクラトムペットボトルでした。
クラトムには常習性があり禁止薬物になっている国もあります。
タイは庶民を法律で縛るのはあまりやりたくないのか、クラトムそのものは禁止せず、クラトムの未成年者販売禁止のような形で法の網をかぶせています。
クラトムを飲んで自動車やバイクを運転している人もいそうですし、それは法的にはOKなわけです。どう見ても健全な社会には見えませんけどね。
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