タイのトラ
タイ南部のチュンポン県で野生のトラが徘徊しているのが確認されていて、計24台設置した無人カメラには3頭のトラが撮影されていたとのこと。
チュンポン県には「鷹の渡り」を見に行ったり、南部方面への通り道なので私にとってはなじみのある土地です。
マレー半島の脊梁山脈を越えるとビルマなので、記事の見出しにあるようにこれらのトラはビルマとタイを行き来する2重国籍だというもの。
タイ国内の28保護区の1200カ所に設置された自動カメラの記録では、
2022年には148-189頭のトラが確認されたとされ、
2020年は130-160頭だったとされることからタイ国内のトラは増加しているようです。
ただしトラの総数が増えたのか、ビルマから流入してきただけなのかは不明とのこと。
なお上記の頭数をみるとタイ全土にトラがいるような感じですが、実際にはタイ中部のファイカーケン野生動物保護区だけで103-130頭を確認しているようで、これもビルマ国境に続く地域です。
野鳥を見るために森林に入り込んでも、そうそうトラにであることはなさそうです。
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