違和感の理由がわかる
今朝、こういう写真がSNSに投稿されていて、太陽を見ているというキャプションが付いていました。
実はこの写真、天体望遠鏡の機材を色々調べている私にとって有益な写真で、
① 足の短い三脚を使っている
こういう三脚を探しているんですよね、、、
足も足が取り付く台本体も非常に頑丈に見えます
amazonで検索しても座高の低い頑丈な三脚はなかなか探せません
② ポータブル赤道儀を使っている
ポータブル赤道儀を所有しているのですが、自動車による移動ができるのでわざわざ軽量で荷重制限のあるポータブル赤道儀を使う機会は無くなっています。でもこういった室内から見るみたいな状況で使えそう
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表題の「違和感」ですが、写真は太陽を見ています。
夕方の状景ではなさそうです。
違和感、「部屋から太陽を見ている」ということです。
実は日々、このシベットさんも部屋の床に太陽望遠鏡を設置して太陽を見ているという写真を投稿されています、、、なんか変だなと思いながらも見過ごしていましたが、要は「部屋から太陽を見ている」という状況が、タイの拙宅からはあり得ない状況なのです。
どうあり得ないかというと、結局、緯度の差です。
例えば東京の緯度は北緯35.7度くらい、対してパタヤの緯度は北緯12.9度
緯度の差が23度。
これが何を意味するかというと、太陽高度がパタヤの方が23度高いということ。
23度も高度が高いと、日差しが部屋に差し込むのは早朝か夕方くらいしかありません。
逆に言えば、太陽高度が高い=熱帯で気温が高いという至極もっともな状況ではあります
実はこの部屋から天体が見えないということは月についても言えます。
月を部屋からめでたいと思うわけですが、拙宅からは見えません。
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![](http://public.muragon.com/7qvd9vtw/cyplv5o2.png)
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