ダークフレームの撮影
さすがに2週間も星見遠征すると後始末もたくさんあり、やっとダークフレームの撮影。
ダークフレームは天体を撮影している時に、CMOSセンサーが熱によるノイズで感光してしまうもの、ダークノイズの画像です。
外部から光が来ないようにして天体撮影時と同じ条件で撮影して「ダークノイズのみの画像」を作成し、これを写真成果から差し引くときれいな星の写真になります。
今回、
露出は60秒、120秒、180秒、300秒の4種類
gain(感度に相当するもの)は270一定
冷却温度はマイナス10℃一定
カメラはASI183MCProのみ
という撮影条件
結局、
明るい赤い輝線星雲は60 or 120秒(レデューサ使用で60秒)
暗い赤い輝線星雲は300秒
銀河は300秒
というのが主な使い分けでした
今回使用したASI183MCProは前回チェンマイ南部遠征でも使っているのでその時のダークフレームを使い回してもいいのですが、時間もあることだし全部新規で撮り直すことに。
望遠鏡の先端をキャップで覆います。
カメラを撮影時と同様にマイナス10℃に冷却してダークフレームを撮影します。
まず目立つのが右端から放射状に広がるノイズ
これはアンプグローと呼ばれるもので、CMOSセンサ周囲に配置されている電線が熱をもってセンサにノイズが発生するものです。
あとブログ写真にしてしまうと判然としませんが、実は写真全面にポツポツと赤とか緑の点が見えています。これはデッドピクセルと呼ばれる工場出荷時点で「死んでいる画素」でノイズとして写真に出てきます。
写真成果はこれらのノイズが組み合わさった形になっているため、各ピクセルごとにこの「ダークノイズ」を差し引くことで(減算処理)スッキリとした星の写真が出来上がります


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