ボーイスカウト
今でも日本に、ボーイスカウトというのがあるのかどうか。
あったとして、小学校なり中学校が組織的に行うようなものではなかったと思います。
この写真、今年1月、まだCOVID19の影響のなかった頃の写真。
学校の校門で、先生が敬礼して児童生徒を迎え、児童生徒はボーイスカウト、ガールスカウトの制服で登校。
散歩コースにパタヤ第八学校があり、何気に「ああ今日はボーイスカウトの日か?」と思っていました、、、、あまり疑問もなく。
上記の写真は普通の日の情景で、タイの学校は小学校~大学まで、学校の制服というものがあり、一般には上は白シャツ、ズボンとかスカートとかが統一されているというもの。
タイで公立学校の日本語教師をしている方のSNS。
この方の学校では毎週木曜日が「ボーイスカウト授業の日」だとか。
Wiki によれば、タイは世界で3番目にボーイスカウトを導入したとか。
ナコンパトムのサナームチャン宮殿を作ったラーマ6世のことを調べた時に上記の事実を知りました。
ラーマ6世の「失政」としてwikiに書かれているのは、ボーイスカウトを自警団的な組織にして国内に広めたそうで、これに対して正規の軍隊が反発し1912年にクーデタ未遂事件が発生したり、この組織が財政を圧迫するようになったとのこと。
ともあれ、現時点で自警団的な組織として確たるものが残っているのかどうかは???ですが、教育の場ではボーイスカウト/ガールスカウト授業として確実に根付いているようです。
タイは軍が力を持っており、民政⇔軍政が何度も何度も入れ替わっています。その幾分かの理由として、若年の頃、ボーイスカウト/ガールスカウトという疑似的な軍隊生活を体験し成長したのちにおいても、軍という組織に対して何らかの親しみがあるからなのでは、、、と、考えるのは考えすぎでしょうか。
ちなみに、上記SNSには、ลูกเสือ=ボーイスカウトとあります。タイ語を読むとルークスアとあり、直訳すると「虎の子」になります。
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