タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ国内旅行19 ナコンパトム行 ⑧

この先、あと一つ橋があり、その先はターチン川。ターチンから見ると最初の集落に架かる橋です。可動橋、橋を上に持ち上げるスタイルの橋です。

 橋の両端は斜路と階段。運河に架かる橋を見に来たので、多少の段差はまったく気にしませんが、日常住む方々にとっては、段差の少ない橋の方がやっぱりいいですよね。


 橋の屋根に書いてある時は、テーサバーン・ムアンクラトゥムベーン。テーサバーンは地方自治体という意味、ムアンは国、都、都市、、、という街の塊の意味。いずれにしても「クラトゥムベーン町」と書いてあるだけです。

 橋の四隅にワイヤーが配されており、橋が持ち上がります。コンクリート製の柱に鋼製のレールが仕組まれており、橋桁が傾かないように配慮されています。

橋のたもとに配電盤があり、滑車に「2ton」書いてありますが、電動で持ち上がります。柱のレールに沿って動くように、車輪が仕込まれているのが見えます。

 橋の片側は木造の建物が残っていて、地元サムットプラカン県の観光名所になっています。

 反対側は川に張り出して食堂がずらりと並んでいます。

 最初の橋をグッとシンプルにしたもの。国道3号に並行する運河に架かる橋で、30㎞くらいの区間、ほぼすべての橋がこういった可動橋になっています。


 今後調べたいと思っていますが、通常の荷物を積んだ船であれば、現況の桁下でも十分通行可能だと思います。イメージとしては祭礼の舟とか、王族の御座船の航行を想定しているのではないかと、思います。いずれにしても、30㎞くらいの区間にあるすべての橋の橋桁を持ち上げる作業は想像を絶するものであり、日常、上下することだけはなさそうです。

この扉がどういったときに閉まるのか?橋桁を持ち上げた時のためなのかどうかは不明。
門構にフックがあり、橋桁を持ち上げるときに、滑車を掛けるようです。

橋面は鋼板を折って作った「グレーチング」になっています。コンクリート製より軽量化できます。

橋脚と橋桁が交差するあたり、鋼材がごちゃごちゃしており、「なんか意味があるのだろうな」と感じながら、具体的な意味合いが分からず、フラストレーションがたまります。