タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

出開帳(でがいちょう)

 今までも何回か見たことがありますが、センタンの広場に仮設テントが張られ、何らかの宗教行事。正面にガーネシア像がありますから、仏教というよりもインド由来の現世利益的な神社みたいなものの出張サービス(=出開帳)のようです。

 作法を見ていると、仏教寺院での所作と同じで、手前側で花や供物を受け取り、お供えしてから線香を付けて、個人個人で祈願(お願いごと)しています。日本だと賽銭箱があるわけですが、手前側で花や供物を受け取るときに、相当額を喜捨しています。見た目、神様へのお願いごとにお金は絡んでいません。もちろん、喜捨されたお金がこの主催者・宗教法人の稼ぎになるわけです。

 このおじさんは僧侶というより祈祷師に近い人のようです。左手に「被り物」が掛けてあり、これを頭上に被せ、何らか祈祷をしています。時間的に1分程度です。

 太陽や月を飲み込むラーフ神。ちょうど金色に塗っている太陽みたいなものを飲み込んでいる図。なお胴体以下はありません。ヴィシュヌ神に胴体切断されたのですが、その前に不老不死の薬を飲んだとかで、上半身のみの神様です。由来を調べても「悪魔」「悪神」としてしか書いていなく、なぜ祭られているのか不明です。同様にどういうご利益があるかも不明。ちなみに、正面に飾られているガーネシアは金運、恋愛運、事業運などが向上するようです。

 日本でいえばお守り販売所。タイではこういった仏像とか、仏像の首飾りなどは、お金で買うものではなく、お金を渡し借りるものだそうです。、、、実体的には買うのですけどね。
 借りるということは、「もう飽きたから」ということで、寺や神社に返したら金が戻ってくるかは疑問。

 タイ語を読んでみましたが、大したことは書いていなく、「信者はたくさんいる」みたいな看板。