タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行 22 チェンマイ南部 ⑩

タイ各所にある象の飼育所。道端から見えます。道路には「象横断注意」の標識。
 みれば足かせもなく、柵も華奢。象が環境に満足しなければ、簡単に脱走できそうではあります。

 今回の主眼はバードウォッチングであり、橋巡りではありませんが、気になる橋があれば、写真撮影。この橋、努力賞ものです。


 細いパイプで組まれていますが、方杖あり、補剛トラスあり、アーチあり、斜吊りあり。
 よく見れば歩廊は非常に薄く、歩廊単体では歩行者荷重を受けきれないのは明らか。
 一見、何でもありで橋を形作っていますが、ちゃんと構造計算はしていそう、、、計算していないと、こんな薄っぺらい橋、怖くて架けられません。

チェンマイから30㎞のところにある、ハリブンチャイ王朝時代に起源を持つ遺跡です。


 チェンマイ王朝時代に副都の一つとしてあったランプーンからは15㎞のところにあって、ハリブンチャイ王朝はランプーンに西暦750年ごろに設立された王朝です。チェンマイ王朝(西暦1300年~)よりずいぶんと古い時代であるわけです。

 非常に大規模な遺跡群ですが、考古発掘的には確認できても、文献資料では確たる由来が確認できないようです。ハリブンチャイ王朝は後のチェンマイ王朝(ランナー王朝)に支配者の地位を追われ、この遺跡自体も、ランナー王朝時代に再構築されたようです。そのこと自体は、現存する遺跡がランナー形式で残っているので確認できますが、これも文献資料では確認できないとのこと。


 西暦750年といえば、法隆寺(607年ごろ~)と比べても若いわけですが、タイに残こる歴史遺産のほとんどは、これより後世のイーサンのクメール遺跡(9世紀~15世紀)にしても、文献資料が残っていません。


 なぜなのだろう、、、これは遺跡を巡るときに考え続けている疑問です。

 チェンマイに戻ってきて、チェンマイ大学農学部キャンパス。日本だと北大農学部っていう感じでしょうか。


 事前確認していた過去ブログ等で、野鳥の見える所、、、とされていました。街の中に田んぼ等も残されていますが、見た限り、目新しい鳥はいませんでした。時間が悪いのか、再チャレンジです。

 チェンマイは一辺1600mほどの四角形の堀に囲まれた城塞都市です。堀の幅12mくらいで、都市の全周を巡っています。


 噴水が見えます、、、写真に写すといいのですが、バイクをする身にとっては「いい加減にしてよ」という存在。風向きによっては水しぶきが顔にかかるわけです。この水ってどの水、、、あの汚れた堀の水?と思うと、不衛生の一言。誰も文句言わないのですかね?