タイ国内旅行 22 チェンマイ南部 ⑭
金運向上によろしいという、Wat Phrathat Doi Kham(ワットプラタートドイカム)へ。
ワットは寺院、プラタートは英語だとRelics。ワットプラタートで古刹とか、古くから続く寺院とでもいう意味。
ドイは山、、、タイ北部で用いられる言葉。日本でいえば成田山新勝寺の山に相当?
カムは直訳で「言葉」。
石標から読み取とった中国訳だと、タイ国清辺来康仏寺となっています。清辺はチェンマイの意味。
参道のコンクリート擁壁です。
部屋の壁に仏画が書いてあるのはよく見ますが、こんな感じのものは初めて見ました。
このお寺には、以下に示すような「信仰の中心」がたくさんあります。
タイ人の宗教心をまだ理解できていない点として、かれらは何に、仏の姿を見ているのか?ということです。日本だと、大仏があれば大仏様だと思います。
こちらは観音様ですかね、、、後ろに法輪をしょった仏様も見えます。前がすっきりしています。あまり信仰の対象にはなっていないようです。
北部タイだと、やっぱりこのような仏塔に信仰が集まるのでしょうか?
仏塔は「お墓」です。理念としては釈迦の骨なのでしょうが、時代が下るというか、実質、釈迦の骨など存在しないため、高僧の骨等が埋められているようです。
寺の由来などをみると、「ビルマから高僧の骨が分骨されたので、、、」みたいなことが書かれているものもありますが、ほとんどの仏塔は誰の骨が埋まっているのか、説明はありません。
趣旨としては真言宗における高野山の弘法大師廟とか、法華におけるお祖師様、みたいな感じで拝んでいるのでしょうか。
建物を新設するようです。主要な建物には、建物に結界を張るために、結界石という標識みたいなものを立てます。その結界石の下に丸い石を埋めるそうで、タイらしく、それに金箔を貼っているところ。
でかい「銅鑼」。多くの寺では木の棒など叩くものが付属しています。ここでは真ん中の丸い凸部を手で一生懸命にこする作業を続ける人を多く見かけました。
手の摩擦で微妙に振動しだし、最後には大きなウナリが発生します。一瞬、神の声みたいな音がします。
金運の寺らしく、参道に10軒以上の宝くじ売り場が並んでいます。
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