2億人
ペンシルベニアを制したことによりバイデン候補が第46代合衆国大統領になるための選挙人の数を確保しました。またその後、ネバダでも上積み。今後、アリゾナ、ジョージアでも票が確定されれば、国民の大多数が支持したということを背景に、政権移行手続きも順調に進むものと思われます。
なお上記勝利が確定していない段階で、トランプ氏は法廷闘争で徹底抗戦と主張していますが、選挙資金は底をついており、法廷闘争するにしても60億円以上の弁護士費用が掛かるとか。政権内にもトランプ氏のわがままを抑える勢力も順次出ているとの報道もあり、意外とすぐに折れるのではないかと、思っています。
ちなみに、法廷闘争を試みてはいますが、再集計を要求していません。なぜなら、候補者一人だけが再集計を望むと、これにかかる人件費はその候補者が拠出します。トランプはほぼ無一文状態なので、再集計を要求できません、、、僅差のウィスコンシンで再集計を要求すると人件費3億円だそうです。
大統領がどちらになっても、世界経済は実際、大きく変わることはないと思っており、「高みの見物」ではありました。
大統領の資質という点で、トランプ氏<<バイデン候補というのが、世上の大多数の意見かと思いますが、バイデン候補には「失言癖」があります。
日本の政治家には、意図的に失言を繰り返す大物もいますが、バイデン候補の場合、多くが「軽口」で、友人間でのごく軽い会話のような内容を公の場で発言し、火消しにアタフタするということが、過去に多かったようです。
ただ、「これはちょっとやばいな」というのが、表題に挙げた2億人失言です。
トランプ氏が某所で演説をしている最中、バイデン候補が別の場所で、「大統領が無策でいる今、今日にでも新型コロナの死亡者が2億人を超える」と発言しました。
実際には20万人だったのにです。
英語で20万人は200 thousand peopleですが、2億人、200 million peopleと言ってしまったわけです。
軽口なら、思慮が足りない、言い方を間違えたで済みます。
15万を20万は記憶違いにして、20万人を2億人と言い間違えることってありますか?
トランプ氏を「1期だけの大統領」とワシントンポスト紙は揶揄していますが、バイデン候補も同様になりそうな予感があります。
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