タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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大統領選を楽しむ (世論調査は正しい)

上の表は、リアルポリティクスでの世論調査集計をもとに、凸凹を自分なりに修正して作ったもの。https://www.realclearpolitics.com/epolls/2020/house/2020_elections_house_map.html


 上の色分けは「ほぼ確実」or「~寄り」というものに色分けして、世論調査で拮抗している州については灰色(Toss Ups)で示したもので、この集計だと216:125。現時点でこの表は全くもって正しく、両候補の基礎票と呼べるものは世論調査上の予測と一致しています。


 問題は灰色をどう読み解くかでした。

 世論調査は各種団体が行い、このリアルポリティクスでは単純平均で数値をはじき出しています。上記は原稿執筆時(11/7、日本時間9時半)で接戦が伝わっているアリゾナ州の世論調査結果です。左端に調査会社名があり、ここに(D)とか(R)とありますが、それぞれ民主党系、共和党系の調査会社です。民主党系はバイデン有利に、共和党系はトランプ有利に調査結果を「作り」ます。
 リアルポリティクスはその辺の清濁を勘案せず単純平均で示しているわけです。


 冒頭の表に戻りますと、党派色の濃い調査会社データを除き、真に不明な州を除いて出した結果は278:168。現時点でのバイデン有利/トランプ有利も踏まえて、バイデン候補の278という最低獲得数は現状を全く違えていません。


 まあ実際には、Toss Upsと評価された各州を、濃い青、薄い青、黄色、赤に色分けして割振りしていますが、濃い青と赤はそのまま両候補に振り分けられ、薄い青として評価したフロリダ州とノースカロライナ州がトランプへorトランプ寄りという結果になっただけ。


 前回4年前のクリントンvsトランプの際、「世論調査など当てにならない」とされましたが、今回は「それなりに吟味」すれば、世論調査は状況を的確に予測する、、、と言えると思います。