先ほど、夜行バスを降りてパタヤ自宅に戻ったところです。
　今回の旅は、チェンマイ北部です。

　チェンマイ県の北部、ビルマ国境のドイラン、ドイアンカーンへの7泊8日の旅です。
　「ドイ」はタイ北部での言葉で「山」を表すもので、移動はほぼ毎日山道を上り下りするものでした。旅の目的は「鳥」。本来であればツアーガイドを雇って案内してもらえばより効率的だったのでしょうが、行き当たりばったり、バイクで走れる道を「走り潰す」感じです。

　8日も使ったかなとは思うものの、行程表を見れば初日と今日最終日は、バス夜発とバス朝着なので実質6日の旅となりました。車中泊は体に堪えるといえば堪えますが、今日なども朝、パタヤ･バスターミナルに到着して10分ほどで自宅着ですから、気楽といえば気楽ではあります。
　総走行距離は5日で728㎞、平均145㎞。体への負担を考えれば、まあまあ楽なものではありました。
　旅の経過は、おいおい、とりまとめますが、とりあえず写真数葉。

　ビルマ国境を越えたところ、、
　左手の白く見える道がタイ側の道路、正面の松を境に右側の道がビルマ側の道。
　ここは処々に設けられた国境展望台、といっても国境線を踏み越えていますから、国際法上はビルマに越境しています。
　この個所は作為的ですが、このほかにもタイ側の道を進んでいるはずなのに100m単位くらいでビルマ側に侵入している箇所もありと、「ぐずぐず」の国境管理ではあります。

　ほぼ1年かけてやっととらえたカワセミ。何となくカワセミがいそうな池だなと思って、バイクを止めていると、右から左にヒスイ色が横断、池際の木に止まりました。今までも何度か、目にする機会はありましたが、写真にとらえたのは初めてです。

　今回最大の大物。(ミナミ)カンムリワシです。50mほど遠く離れた大木に、「なんか変なものがあるな」とカメラを向けるとこの鳥でした。しばらくパシャパシャ撮っていると、煩わしくなったのか、カメラの視界から外れて飛んでいきました､､､と思ったら、目の前、ほんの10mのところに再度現れました。日本だと沖縄にいますね､､､。