タイ国内旅行 23 チェンマイ北部 ⑥
タイ陸軍管理の国境線。この付近での人の出入りは「公式」にはできません。特に現在、Covid19の関係でビルマからの人の流入には神経を使っているようで、ここに来るまでに2か所ほどの検問所があり、「出る人間」についてチェックがあります。今朝は上ってくるだけ、すなわち「入る」ので検問は受けません。
まあ、カッコだけですよね。ビルマとの国境は、特に緊張関係にないですし、国境線は長大ですが、こういう施設があるのはここだけですから。
一応、それなりの雰囲気。
国境の柵は竹。正面の土が見えているあたりがビルマ軍の駐屯地なのでしょう。
この前後、国境には柵などありませんので、タイ側の住民がビルマ側の山に入ったり、その逆も物理的には可能です。
これなんか見ると、完璧にビルマっていう感じです。
目に見えない国境線が引かれ、結果としてタイ側に含まれてしまい、今となっては、車で下界に降りていく道はタイ側方面だけなので、「タイでもまあいいか」という感じなのでしょうかね。話している言葉は、理解できません、、、少なくとも学校で話すタイ語ではなさそうです。
ドイアンカーンは王室の資金で、山岳少数民族の生活の糧を作り出そうと、山地を切り開いています。ここはその中心施設であるRoiyal Projectの中心施設です。スワン80、、、前国王の在位80年を記念した花園です。
地図左の方に出入り口があり有料です。
ただし、今回、山の上の裏口から入ってきたため、タダで入園。裏口から入るとき、「どこに行くのか?」というようなことを聞かれましたが、Googleマップでこの辺りを示すと、「行け」と。マークがいっぱい書かれていますが、どういった果樹が植栽されているかを示しています。観光客が来るのはこの花園ですが、施設としては園芸試験場のような位置づけのようです。Japanese apricotという記載があり、「梅」が植えられているようです。
シキチョウのオスです。パタヤのショートコースでも見られる、ごく一般的な鳥です。
こちらはシキチョウのメスです。大体つがいでいますが、この鳥の場合、メスの姿をよく見かけるので、オスに比べると派手さはありませんが、個体識別は容易です。
Blue whistling thrush (オオルリチョウ)
くちばしの色で、オオルリチョウと判断。全体的に疲れた感じているようです。足を見ると怪我しています。
Mrs. Gould's sunbird (ルリオタイヨウチョウ)
一番はっきりとした写真なので、この写真を使いましたが、別の写真を見ると尾が瑠璃色に輝いています。この写真でもごくわずか、青い金属光沢の色が見え隠れしています。
Streaked spiderhunter (タテジマクモカリドリ)
どこで切っていいかよくわからない和名ですが、縦縞・蜘蛛狩り・鳥ですね。
非常に長い湾曲した口ばしを持っています。蜘蛛狩りだと蜘蛛が主食のように思えますが、花の蜜を吸って生きているようです。見えている花は、奥行きのある花なので、一枚上の太陽鳥などでは蜜が吸えません、、、棲み分けですね。
花園からでて、昼食。園内方向を見ていますが、SCBのATMが見えます。国家の施設の多くに、このSCB、サイアム商業銀行のATMが置いてあります。
このSCB、王室の資金が預けられている銀行とのこと。現在、タイ全土で反政府運動が起きていますが、取り付け騒ぎがあったようです、、、王室反対勢力が現金を引き下ろしたようです。
随分と苦労して、最後には食堂の娘に「Can You Speak English?」などと聞かれ、、、、少なくとも山のお姉ちゃんよりしゃべれるよね、、、って。
小生の注文がカオパット(焼き飯)であると思っていたようで、ポークをミンチしたものをフライしたもの、、、と説明して、無事、ガッパオムウカイダオが出てきました。
不味い。前記のやり取りを帳消しにしても、不味いガッパオでした。
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