タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

カオヤイ国勢調査

 この記事が投稿されたのは昨年末のことでした。
 カオヤイセンサス? パッと見てわかったのは冒頭の行だけ。センサスって何よ、、、
 カオヤイはパタヤ北方200㎞のところにある、世界自然遺産、タイ最初の国立公園です。


 フェースブックでフォローしているBCST(タイ鳥類保護協会)からのお知らせでした。


 記事によれば、
++ カオヤイ国勢調査2021が近づいています。
++ 来年2021年度のカオヤイ国勢調査、鳥の個体数調査のお知らせ。
++ 次回で7年目。今回は2021年2月21日(日)に開催予定。
++ 前日2月20日(土)からウォームアップをお願いします。
++ 未経験者も参加歓迎。経験者がサポートします


 この記事がアップされたとき、Covid-19感染第2波が始まりつつあったころなので、どうなることやらと思って読んでいましたが、現時点であれば、今年の開催は無事できそうです。


 ちょっと気になったのは2月下旬の実施ということです。

 上記は、渡り鳥の経路です。タイはマレーシア/インドネシア方面と半島/諸島でつながっており、シベリアから遠くオーストラリア近辺まで渡る渡り鳥の経由地であり、越冬地になっています。


 2月下旬に「国勢調査」を実施するということは、このころ鳥の数や種類が安定している、一定している、、、ということだと思います。でも一般に、2月は渡り鳥が見られる野鳥の季節なんですよね。


https://www.thailandtravel.or.jp/common/pdf/birdsroute.pdf
 上記はタイ観光協会のガイドブック(日本語)です。タイの多くの野鳥観測地では数多くの「冬季見られる鳥」が記載され、これらは越冬する鳥なのだろう、、、と推測できるわけです。
 しかし、カオヤイは「通年」で見られる鳥の記載が多く、越冬する鳥の記載は1種類のみ。


 この時期でも「タイの鳥ではない」渡り鳥に影響されることもなく、かつ、冬季ということで涼しく「国勢調査」できる、、、ということなのでしょう。