タイの人口
「タイの人口」で検索すると、世銀の資料を引用する形で、6960万人とでます。
端数は付きますが、概略6900万人と、小生は記憶していました。2019年でこの数字ですから、現時点では7000万人を超えているのだろうな、とも。
ところが、下記記事によれば、最新の国勢調査によれば、6600万人なんだそうです。
統計なので、手法とか定義が違うのかなとは思います。
およそ350万人ほどの差ですよね。
タイの住民登録について、詳細は理解していませんが、
① タビアンバーンという住居登録証があって、住居にだれが住んでいるかで、住民を把握しているようです。この場合の住居は持ち家/部屋所有に限られるようで、成長して親元を離れても借家住まいだと住居登録証が作れず、親元に住んでいることとして登録されているようです。タイ人は国民身分証明書というカードを所持していて、13桁の番号で各人が管理されていますが、これも住居登録証がベースになっているため、結局、現住所と異なる身分証明書を持っている人が非常に多いようです。
② 現在タイに住んでいたとしても、タイで出生したことが明確に証明できないと、戸籍が出来ないと、聞いたことがあります。戸籍がないとパスポートもできません。バードウォッチングで、タイの陸路国境沿いを旅しますが、好んであるいはやむを得ず、国境を越えてタイに定住している人が非常に多くいます。これらの人の戸籍管理も十分になされていないこともあり得ます。
ただし、日本のような住民票がないということ自体、国としては珍しくなく、ヨーロッパの主要国でもない国の方が一般的のようではあります。
タイの国境管理は、もしかしたらヨーロッパ諸国よりは厳格なのかもしれません、、、陸続きで、通常期には国境管理をしていないEUなどでは、国民の数も、諸統計で一致しないということはよくありそうではあります。
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