タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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県入境時の報告、タイ国民身分証明証

 先月2/22に、各県のCovid-19感染リスク度の見直しがあり、バンコク他周辺県のリスクが下げられ、他方パタヤのあるチョンブリは「監視県」であることは変わらずとなっています。そして依然として、県入境の際に入境報告義務を課している県もあります。


 例えば、南部パッタルン県では、
Phatthalung requires all visitors to report to the local administration or public health office,
となっていて、
 すべての入境者は地方機関or保健所に入境事実を報告しなければならないと、規定されています。


 最初、これを見た時に、どうやって報告するの?旅先でわざわざ市役所や保健所に立ち寄らないとダメなの?、、、とごく自然に疑問が生じるわけです。


 実際にどうやっているかというと、例えば、バスでどこかに行く場合、記帳シートが廻ってきて、名前、電話番号、身分証明証番号、居住先等を記入するようになっています。記帳シートはバス乗り場に備え付けてある場合や、乗車してから車内に紙が廻ってくることもあります。


 それを運転手が回収し、県境にあるチェックポイントで提出するなり、提示しています。
 多分これによって、地方機関or保健所への入境報告が行われた、、、とみなしているのだと思います。


 最近面白いな、、、と思った事象が2回連続で見られました。


 上記はタイの国民身分証明書(バットプラチャーチョン、通称IDカード)のひな型ですが、上部に×××と✖が13個並んでいます。ここに「国民番号」が記載されています。


 最初の一桁は「国民の種別」(タイ人or外国人、難民、戸籍保有者、非保有者、、、など)。次の二けた+二けたは出生地の県と郡の番号、、、、、と合計13桁の数字が並びます。


 この国民番号は結構な頻度で使います。
 例えばバスや列車の予約はこの番号が必要です。でも窓口でこの番号を言う必要はなく、写真にあるようにカードにICチップが埋め込まれているので、さっと読み取り機にかけられて、名前や住所、電話番号等も含め登録されるため、手書き申込書に書く必要はありません。


 日本だと、一般的な生活で長い数字の羅列と出くわすのが電話番号でしょうか、、、東京だと10桁。関係先の番号は覚えているとは思いますが、今はスマホに覚え込ませているので、、、などと、記憶していない/記憶できない人もいそうです。
 
 最近面白いなと思ったことは、バスの中で記帳シートが廻ってきたとき、
① 財布からIDカードを出して13桁を確認しながら書く
② スマホにIDカードの画像を記憶させていて、スマホを見ながら書く


 タイ人の皆さん、自分の国民番号を覚えていない人も多くいるようです。


 ちなみに、外国人の場合は、ID番号としてパスポート番号を書くのが通例ですが、小生の場合だと、日本パスポートの番号、英字2文字+数字7桁は覚えています、、、旧パスポートの番号も。


 センタンなどの商業施設に入る場合も、記帳シートがあり、ID番号を書く場合もあり、自然と覚えてしまいます。日本だと、自分のマイナンバーを覚えている人って、どれだけいるのでしょうね?