タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ国内旅行 31 マレー半島中部 ㉖

カオソット国立公園内にあるダム湖の袂にある吊り橋。
 手前側に例によって、仏教寺院がありますが、単なる通学路的な橋ではなく、対岸側が別荘地のように開発されたときに架けられたもののように思われます。
 Googleマップの衛星写真からはうまく読み取れませんが、主塔間距離はおよそ100mほど。
สะพานแขวน คลองพะแสง Khlong Pha Saeng Suspension Bridge

 橋のたもとには撮影ポイントが整備されています。、、、詳しくは次写真で。

 この橋の副題として「ขารูปหัวใจ」Heart Shaped Mountainというものが付いていて、これは帰ってから分かったことです、、、右側に見える山の森の形状が♡マークに見えるというものだそうです。

 橋の本体を撮るために脇から撮影。橋桁は細い鋼材を組んだトラス形式です。


 奥側のメインケーブルに対して、手前側が随分と弛んでいます。最終的に、現地で気がつくわけですが、どこで気がついたかな?

 弛みが見えた側のケーブル端。同じ径のケーブルを3本使っています。古いケーブルが1本、両脇は新しいケーブルのようです。

 橋面が見た目、右に傾いて見えます、、、まあ実際に、傾いています。
 知らず知らずのうちに右側に寄って行ってしまいます。

 どうやってケーブルを取り換えたのか不明ですが、まともなケーブル1本を残し、その高さに新しいケーブルを2本足し、ハンガーの長さを調整して、使用できる程度に橋面を平らに戻したのか、、、あるいは、さらに下がり続けているのか?


 細い補助ケーブルが2条足されていていますけど、これがどれだけ助けになるのかは全く不明。


 最後で説明しますが、ケーブルに座って記念写真を撮る人がいるようで、格好の背もたれになっています、、、ひょっとして転落防止用に追加したのかもしれません。

 床はしっかりとしています。ただし、表面は滑り止め付のグレーチングになっていて、これが歩いていると引っかかり、さらに、グレーチングはボルトで相互を連結していますが、ボルトが外れているところがあちこちにあって、そこでは5㎜程度の段差が出来ています。
 歩きづらいというか、ズッコケやすく、ゆっくり景色を楽しむ余裕はありません。 

 中年カップル。橋の横に咲いている花などを撮影してアツアツ、、、ハートに見える山もあり、橋が傾いていることなど、全く気がついていないようです。

 冷静に読むと、「Do not sit on wire rope」とあり、吊り橋の注意書きとしては???ですが、現地で見ると、座ったところを写真に撮る大バカ者もいそうです。