タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ国内旅行 31 マレー半島中部 ⑪

地獄寺 Wat Thameru

地獄寺入口に立つ男女のピー
手が長いとか、体が腐りかかっているなど、お約束事が種々ありますが、体が白く塗られているので、「腐敗感」はあまりないですね、、、

 これは地獄の外側、下着姿の女性が並んでいます。10バーツ硬貨を入れると、音楽に合わせて踊り始めるという代物です。地獄寺にはつきものです。

全体的に漫画チックというか、あまり怖さを感じない地獄寺ではあります。

 いつも思うことですが、地獄そのものは架空のお話にしても、像として具象化する際には、何らかの現実の共有イメージで製作するのではないかと思います。
 
 この辺りは1700年の末年の頃、タイ王朝により征服されたイスラム系のパッタニー王国があったところで、現在でも独立の機運が高い地域です。北からやってきた仏教徒にとって、この地に昔から住むイスラム系の人たちとの軋轢は現代まで引き継がれており、地獄の獄卒を表現するにしても、身体的特徴を盛り込んでいるのかな、、、と。

 以下、殺戮風景が続きますが、地獄を見慣れた目で見ると、意外とあっさりと、切ったり突いたりしているだけです。

お決まりの刀剣樹。

 実際に民族間の戦闘があったとして、意外に殺し合いは少なかったようです。捕虜がほぼ唯一の戦利品だったようで、武器を持たない非戦闘員を殺すことはなく、持ち帰って奴隷にしたようです。

 これは双方が武器を持っていますね。

ちょっとピンぼけですが、、、
手の指が異常に長い像です、、、何らかの意味があるのかもしれませんが、現時点では不明。

 閻魔様の前での評定。タイ仏教についてまだ深くは理解していないため、死んだ人はすべて閻魔の前で判定を受けるものなのか、よくわかりません。


 生前徳を積めば、極楽なり、来世でより良いレベルに生まれ変われるとされていますが、その人たちも閻魔の審判を受けるものなのか? この光景を見ると、罪人のように見えてしまいます。

 地獄の横に、タイの農村での一般的な風景の像も並んでいます。

 宗教的な意味はよくわかりません、、、