タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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バンコク刑務所で2835人感染

 予期されていたことといえば予期されていたことですが、バンコク刑務所で一挙に2835人の感染が確認されました。


 感染者は「隔離されている」とのことですが、タイの現状を見ると、感染者と非感染者の房を分けるだけなんでしょうね。タイの通常の対応は、無症状or軽い症状の人たちは「野戦病院」に隔離されます。一旦感染してしまえば、感染者同士が同居しても症状が悪化するなどの影響はないとしているからです。


 ここまでなるまでに気が付かなかったかね?と。
 実際、1週間前にはチェンマイ刑務所でも同様な例がありました。、、、多分、わかっていたのでしょうが、全容が確認されるまで「公式統計には載せない」という判断があったのでしょうね。


 バンコク刑務所なのでバンコクの感染者数に加算すべきだと思いますが、今日のバンコクの感染者は1069名だそうで、あくまでもバンコクとしてはノーカウントのようです。望むらくはチョンブリ県含め他の県でも受刑者のPCR検査を行い、隔離すべきは隔離して、出所者が町に戻って感染を広める状況にだけはしてもらいたくないと思います。

https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2115127
 同じような切り口ですが、バンコクの建設作業員用の宿舎(いわゆる飯場)での積極検査の結果、300人検査して196人の感染を確認したとのこと。


 思い起こせば、Covid-19第1波の頃、東南アジアの優等生であるシンガポールが感染者急増に悩まされていましたが、これもやはり、建設作業員関連。タイもシンガポールも、建設作業員はビルマとかラオスなど近隣諸国からの(不法)流入者たちで、飯場で、標準から見て劣悪な環境下で集団生活しています。感染しても、また症状が出ても、自分たちの生活圏から外に出てきませんし、彼らの雇用者も彼らの健康状態には一般に無関心です。


 パタヤでは、Covid-19不況下ではありますが、コンドミニアムやホテルの建設だけは営々続いており、日々、建設作業員を乗せたトラックが出入りしています。彼らは集団生活しているとはいえ、生きていくために市場にも街の惣菜屋台にも出入りしますので、