泰緬鉄道C5631
『歴史的な機関車C-5631は、日本人が維持することを光栄に思う貴重で価値のある宝物です。』 以下、タイ人フェイスブックから抄訳
泰緬鉄道の始発列車をけん引した蒸気機関車です。
終戦後、タイに引き渡され、1977年までタイ国鉄で使用されました。
1979年、泰緬鉄道の建設に携わった人たちの募金により日本に買い戻され、いまは靖国神社の博物館(遊就館)にあります。
清掃は定期的に行われる活動で、いつもたくさんの人が登録しますが、希望人数が多く、次の機会に再度応募するのを待つ必要があります。
掃除が始まる前に、礼拝が行われます。1942年から1945年のデスレイルウェイ(泰緬鉄道の他国での名称)の建設と運営中に命を落とした人々に敬意を表しています。
隅々まできれいに掃除され作業が完了すると、交差した日の丸が付けられます。この機関車は泰緬鉄道が開通した日と同じ状態に保たれています。
この列車はもともと日本が所有していたものですが、引退するまでタイ国鉄で使用、タイ南部の駅に放置、放棄されました。
一部のタイの人々は、なぜ私たちがそれを自分たちのために保管しないのか、なぜそれを売ったのかを後悔しています。
正直、日本人と一緒にいるのは心地よいことです。
もしそれがタイにあったとしたら、それは売りに出された1キロ幾らの鉄くずになったでしょう。それが保存に価値のあるものでも、おそらくどこかにゴミを捨てる場所のようなところに置き、腐食を待つだけでしょう。私たちの国ではそれを記念碑と呼んでいます。
人々が本当に歴史を気にかけている国に機関車が保存されたことを嬉しく思います。
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