タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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ワクチン関連3つのニュース

 チュラロンコン大学では、タイのワクチン供給事情により、1回目接種と2回目接種のワクチン種別が変わることを想定して、異なるワクチンを打って大丈夫か?抗体はできるのか?という臨床試験の対象者を募集したところ、6時間で700人以上と、想定を上回る希望者が名乗り上げたとのこと。


 ワクチンを忌避する人はタイ人にも多いですし、特に中国製は、、、という人もいる中で、たくさんの希望者があったというお話は前向きな話題ではあります。
 ただし、ワクチン接種は県ごとの優先順位があり、第1回目接種が秋以降にズレる県もあるので、この際だから、早くワクチンを打ってしまおうという希望者でもいるのでは。

 首相が、
 「タイはリスクを取ることが来た」
 「今日から120日以内の隔離を必要としない開国を目指す」
 とテレビ演説したのはつい先日です。
 この時、「今日から」と言っているわけだから、120日後を10月中旬とほとんどの人が理解したと思います。


 でも、タイ副首相が「120日後とは7月1日から起算してのことだ」と講演会で述べたとのこと。


 まあいいんですけどね、2週間くらい。
 若干の付けたしとして、プーケットを7月から、その他、タイ各地でプーケットをモデルにして先行的に検疫なしでの入国を開始し、7/1から120日後、11/1にはタイ全土での開国を目指す、、、と内容が修正されたようです。


***ちなみに、これに先立って政府広報官からは、120日後に向けて開国の準備をし、準備ができた県から順次開国していくというもので、この日を開国開始日にするというわけではない、、、とのこと。

 野党系の国会議員が、2800万回分のシノバックワクチンを発注する前に、チリやトルコがどうなっているか、調査すべきと発言したとのこと。


 まあそうですよね、トルコは接種人口は世界第9位、チリは17位、そしてチリは人口の55%が2回目のワクチン接種を完了した勘定(総量換算)なのに、チリは日感染者数が最高値から下がりませんし、トルコは感染が拡大中、、、、ともに中華ワクチンを接種している国です。


 タイの事情として、タイはタイで生産されるアストラゼネカワクチンを主体にワクチン計画を予定していますが、月1000万ドーズという供給が可能かどうかは??? タイとしては前記の開国等の国家的目標を達成しようと、アストラゼネカがこけた時のワクチン手配をしようとしており、その中に中華ワクチンが含まれているわけです、、、本来なら購入するつもりなどなかったわけで、まあタイ政府としては供給元確保で大変なのでしょう、、、