タイ、今後の感染者予測
昨日のCovid-19状況管理委員会で発表された、今後の感染者数推定値。
昨日時点でのタイ全土での感染者数は11784名。
これに対して、今後の感染者数推定値は、最大値31997名、中央値24204名、最小値12605名とのこと。
どのように予測したか不明ですが、枠内に、5%や95%の数字があるので、過去類例や世界での蔓延状況データを統計処理して、±2σで示したもののようです。
上表はイメージを持つためにまとめたものです。
タイ、インドネシア、マレーシアの東南アジア3か国は、現在、感染者数が伸びている途上で、表中の最大感染者数は、直近の数値でかつ日々更新中です。
インドネシアはシノバックで接種率11%(総接種量÷人口÷2、以下同)、
マレーシアはファイザー/シノバックで接種率22%、
タイはシノバック/アストラゼネカで接種率10%。
こういうデータを横並びで見てしまうと、タイはシノバックに頼りつつあり、かつ接種率の低さも合わせてると、インドネシア程度まで感染者数が出ることは想定していないとダメなようです。
死者数はワクチン接種も影響しますが、医療崩壊や酸素不足などにも左右されそうです。
こちらはクルンスリ銀行の予測。WHOが予測値として採用しているもののようです。
ベルカーブで示されており、一番大きな山がWorst、黄土色の山がBaseCase、現在地からちょっと上がって下がるのがBest、一番下の山が6/28時点での予測値。
なお、Covid-19感染者の波を〇波と言いますが、このクルンスリ銀行は4月初旬から発生したこの一連の高まりを第3波としています。
上の段のCovid-19委員会では、最近の高まりを第3波から切り分けて、6/28から始まる第4波としています。
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