タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

シノファームもダメみたいです

  Google翻訳で「中国農場ワクチン」とありますが、シノファームワクチンのことです。
 シノファームについては、タイが中国からメインで輸入しているシノバックに比べ有効率が高いということで、ワクチン導入当初、希少価値があったものです。


 王立系の財団?が輸入して有力財閥系が一手に買い取ったというところまでは伝わっていて、そのうちの一か所がタイ北部ペチャブーン県の中華財閥系の工場。タイ産の鶏肉を処理している工場で、市場占有率/輸出量とも大きな割合を占める工場だそうです。
 経営者としては、感染で工場閉鎖などになるよりは、自腹を切ってワクチンを手に入れ、労働者に接種させ、稼働率を落とさないようにした、、、ということだけなのでしょうが。


 この工場でクラスター発生。6500人以上の工場関係者のうち3400人余りが感染、また、周辺の村や市場にも感染が広がっているようです。
 工場労働者は8割ほどがビルマ人。残りはタイ人で、外国人労働者は宿舎に居住しているのでしょうが、タイ人たちは周辺の村々に住んでおり、周辺に拡散しているようです。


 3400人というとタイ一国の感染者数の1/4程度。ワクチンを打ったのはいいにして、生活環境は劣悪、ワクチン打ったのだから、働け働け、、、という経営者みたいです。


 ニュースが出た段階で、ワクチン接種済みとは伝わったものの、ワクチンの種別は公表されませんでした、、、まあ、ちょっと調べれば出てくるのですが、、、


 結局、現時点でタイで広まっているデルタ株対して、シノファームは感染防止には役立たないようです。
 ただ、重篤化等には寄与しているようで、あくまでも記事から読み取った感触ですが、感染者の多くは、無症状あるいは軽微な症状ではあるようです。


 東南アジアではラオス、カンボジアが、中国からの寄贈?でシノファームを打っています。カンボジアは現在、とめどないほどの蔓延状態、、、です。カンボジア政府によれば、タイからデルタ株が入ってきたといますけど、中国ワクチンはシノバック、シノファームとも変異種には弱いみたいですね。