タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

チューレン

 パニパク・ウォンパタナッキ選手が女子テコンドー49キロ級で金メダル獲得したニュースは投稿しましたが、彼女のチューレンはテニス。


 チューレンはチュー+レン、名前+遊びというタイ語で、日本語だとあだ名。


 以下は、オリンピックに出場している、有力なアスリートたちですが、名前の横に(_)書きで、チューレンが書いてあります。


 メイ、ウィウ、ギフト、カン、クリーム、、、、
 そのほか、ニー、ウォーム、セーム、ポポ、バス、ワイン、、、、
 ちなみに、上記最下段のブッサナン・ウンバムルンパンさんのクリームは、女子ボクシングのバイソン・マニーコーンさんのチューレンでもあるようです。


 ウィウ、カン、ポポはタイ語の響き?からでしょうか、、、
 ギフトとかクリームは英語ですよね。


 身近なタイ人を見ても、ガラスさん、ソーダさんなどの英語由来もあれば、JCみたいなアルファベットを組み合わせた人もいて、どういった基準でつけられているのか不明です。ただ、幼年期だけのものではなく、成人してからも同じチューレンで呼び合っているようです。


 人それぞれのチューレンですが、必ずしもランダムにつけているわけではなく、前に投稿したテニスさんの姉はボーリング、兄はベースボールだったり、タイ語学校の教師だったJCの兄弟はJAとかJBなど、何らかの関連性をもって、兄弟姉妹間は名付けているようです。


 チューレンは、民間信仰によるものと聞いています。
 衛生状況の悪いタイでは、乳幼児の死亡率が高く、これは精霊が乳幼児の命を奪っているという考えて、人間の子供とは思えないような名前を付けて、精霊に目を付けられないようにしよう、、、としたというものです。


 実用的には、タイ人の名前は苗字も名前も長く、複雑で覚えにくく発音もしにくいので、短い通称で呼び合っているということなのだと思います。