タイは日本に感謝しています
日本大使館が30万回分のアストラゼネカワクチンをタイに寄付すると発表。これで前回分併せて135万回分となった、、、という記事。
日本のワクチン政策に現時点で文句ある人はいっぱいいると思います。
今、実用化されているファイザー/バイオンテック、モデルナ、アストラゼネカなどの治験が始まったころ、無事に製品になるのか、海のものとも山のものともわからない状態でした。小生、バイオンテックとモデルナの株主だったのでこの辺の状況は詳しいです。
ワクチン開発は千三つと呼ばれ、実際、消えてていったワクチン候補はたくさんあります。そんなころに日本政府は、日本人が必要な量よりも多くのワクチンを確保しようとしたわけです、、、どれが本当に使えるものになるのか、わからなかったからです。
結果的に、一番最初に実用化に踏み出したのがアストラゼネカでしたが、副反応が取りざたされ、また製品生産も想定通りうまくいかず、結局はファイザー/バイオンテックが先行する形になって、現状があるわけです。
日本政府が頑張って先行契約したから、今現在、50%以上の日本人が接種2回レベルになっているわけです。
現状、アストラゼネカも国内接種されるようですが、購入予約したうち日本国内で使いきれない形で余るワクチンは、東南アジア諸国に配られる形になっています。
日本から見れば余剰のワクチンですが、下手なODAで誰も使わないような施設を作るよりずっと、発展途上国の一般の人々から感謝されています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。