ある明治人の記録
石光真人の「ある明治人の記録」。
つい先ほどまで読んでいると思っていました。
正確にいうと、「蔵書の中にない」といういい方になり、先ほど、amazonをポチッとしました。多分読んだと思うのですが、新書はある時期にまとめて処分してしまったものもあり、その中に含まれるのかな、、、と。
実は、編著者である石光真人さんが、父君「石光真清」の手記を取りまとめた四部作『城下の人』『曠野の花』『望郷の歌』『誰のために』については、PDF化した蔵書の中にあり、中身はほとんど忘却の彼方ですが、熱に浮かされるように4冊を次々と読んだ記憶だけあります。
四部作の2冊、『城下の人』『曠野の花』は毎日出版文化賞を受賞しているもので、自伝の名作として知られているようです(wikiによる)。
柴五郎は要職を経験し、朝敵・会津藩出身者で初の陸軍大将にまでなった人で、「出世」した人。
石光真清は陸軍幼年学校~士官学校卒、公費・私費でロシア留学。特務機関員(=スパイ)などをして、晩年失意の中亡くなった人です。人となりは評価されていたようで、係累の中には警視総監とか著名実業家がいて、実妹の孫は日本国首相になった橋本龍太郎。
先ほど、日本国首相に新しい人が選ばれたようですが、柴五郎とか石光真清のような気骨のある人なのだろうか。
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