ハヤブサの川
タイ国内旅行再開第1回目は、2年越しくらいの念願で、レーダーヒルorカオディンソーにしています。
レーダーヒルは、その名前の通りレーダーサイトがある見通しのよさそうな小山で、フアヒンのあるプラチュアップキリカン県の南端付近にあります。
カオディンソーは和訳すると「土の山」というところでチュンポン県にあります。
River of Raptors: Black Baza
旅の目的は「ハヤブサの川」を見るためです。
毎年こんな感じになるのかどうか、また訪れた日にこんな感じなるかどうかは100%期待できませんが、それなりの数の猛禽類を見ることができるようです。
どちらの鳥見場所も宿泊施設はないので、レムソン浜というビーチリゾートに宿泊して数日間往復して猛禽類たちを見る予定です。
カオディンソーはチュンポンの方が近いのですが、現時点でチュンポンは入境規制が厳しく(海路でビルマと国境を接するため?)、泊地としてはレムソン浜の方がベターかなと思っています。
なぜ、これらの土地でハヤブサの川が見えるかというのを端的に示した図です。
猛禽類たちは夏の期間、中国の武漢あたりで過ごし、秋になるとラオス→タイ・ビルマと南下して、インドネシア方面に戻っていきます。
途中の休憩地で最大半月程度、羽を休めインドネシア方面に下っていくようですが、その年の気流の関係なのか、2018年はラオスで休み、2019年はタイビルマ国境で休みと、ルートが一定していないようです。
タイマレー半島に入ると往路も復路もほぼ一定のところを通過するようです。ただし通過するといっても、高高度の気流に乗って飛んでいるのでしょうから、鳥の観察といっても、なかなかできるものではないわけです。
レーダーヒルで猛禽類が観察できる漫画絵です。
タイランド湾とレーダーヒルの間で上昇気流が発生し、落ちかかった猛禽類、あるいは餌を補充したワシタカ類が再度上昇気流をつかむのがこの2か所のようです。
冒頭のビデオでも、最後の方で上昇気流で舞い上がる姿が写っています。
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