月はうるうる 朝日はつるつる
以前読んだ本で上記があり、イヌはかつて「ビヨ」と鳴いていたという本。
これを読み直してみて、天文に関しても???となるようなことが書いてありました
筆者が擬態語の変遷に興味を持ったきっかけとして、
「江湖風月集抄」に月がウルウルと出る、また、
「毛詩抄」に朝日がつるつると出てくるという記述があるとのこと。
「」の出典となった書籍ですが、一般に読めるようなものではなく、大学図書館の奥に眠っているような本のようです。
ともあれ、室町時代には、月はウルウルと出てき、朝日はつるつると昇ってきたようです。
月について考察すると、通常の出方ではなくて、雲間から出てくるときの情景をいっています。雲にまみれて直ぐにでも雨になりそうな雲間からボヤケながら月が顔を出すときのようです。
うる、、、潤いのウルと考えれば、湿っぽい感じで昇ってきたらウルウルもありそうかなと
また朝日のつるつるですが、滑るように早く昇る意味なのか、つるりんとしスルッと昇ってくる様なのか。こじつければ何か説明ができそうではあります。
この本の中で、著者の研究成果、あるいは回答を示していません。
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