タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行15 イーサンクメール遺跡を巡る ⑬

ローイエットを朝6時半に発。ローイエットも古くからのタイ地方都市一般と同様、堀で中心部を囲っています。この町の堀は50m以上幅があります。各地方都市はムアン(タイ語で国)と呼ばれ、地方ごとの王が治めていました。これらを小ムアンと言い、王の中の王を大ムアンと呼び、スコータイ朝やアユタヤ朝は大ムアンでした。
 日本も、お城があり、堀がありますが、日本の場合はどちらかというと、戦闘拠点のみを囲い込む場合が多いですが、タイの堀は大阪城の惣構(そうがまえ)のように、町全体を囲い込んでいます。
 もともと、舟運で経済が成り立っていたタイではあり、船の税金徴収が主目的であったと思われますが、川岸に町が作られ、旧河川を利用することにより堀構えを作っていったのだと思います。ですから、直線的な堀は少なく自然なりの堀が多いと思います。

幅広い堀ですね。一から掘ったわけではないと思いますがこれだけの土砂を取り除いたわりに土手は低く、土木工事的には理解できません。

最初の遺跡、途中で買った豚串の匂いに惹かれ子犬大犬8頭ほど。一二匹ならいいのですが、大人の犬までだと対応不可なので、一旦、遺跡から退去。

昨晩買ったポメロ(ザボンの一種)、豚串、それとよくわからない串物。

焼きご飯でした。見た目ほど味はついていなく、豚串をかじりながらでないと、ちょっと淡白。

ということで、最初の遺跡は、また施療院。遺跡の看板によれば102カ所作ったそうです。事前にはパパッと写真を見て見学箇所を決め、内容までは調べなかったので、施療院が多くなりましたが、ほぼ同一時期に作られ、設計も同じ、材料が場所により違うので、見比べができ、もういっぱしの施療院エキスパートになった感じです。

結局、子犬たちは遊んでもらいたいようでした。

赤砂岩を深く彫り込んでいますが、だいぶ風化も進んでいます

これはどうなんでしょう。看板にはブッタが刻まれているとありましたけど。同じ並びの先ほどの箇所と見比べると、手が違うようにも思え、これ後年の素人さんが彫ったのではないかと。