ナーン、ナコンサワンでの鳥見
以下の鳥は、チェーンセーンまでマダラチュウヒの営巣地を見に行った旅行の際、
後半戦、ナコンサワン周辺で見たライファー(生涯で初めて見た鳥)を中心に紹介。
ブライスモズチメドリ Blyth's Shrike-babbler Pteruthius aeralatus
下から見上げたアングルで鳥の全容はわかりませんが、
・目を横切る大きな黒い帯
・ほんのちょっと見える黄色い羽根
・赤い脚と嘴
から鳥種を同定。タイでは珍しい鳥です。
カタグロトビ Black-winged Kite Elanus caeruleus
前から見ると真っ白なタカ科の鳥です。今までに4回ほど見かけています。
タカ科の鳥は一般的に、近くに寄らなければじっとして写真撮影しやすい部類の鳥です。
ブロンズトキ Glossy Ibis Plegadis falcinellus
ZooPikerという鳥サイトだと、タイでは初めての撮影例です。
飛翔の姿ですが、鳥の特徴をよく示しています。先がカーブする長い嘴、全身黒っぽい、
実際には茶色~ブロンズ系の羽根。
残念なことといえば、現地で撮影している時には、よくわからずに撮影していたこと。
飛翔する姿だと、飛ぶのをファインダーに入れ、かつ、ピントが合うまで待つという
時間があり、落ち着いて姿を楽しむというか、種を確認することはできません。
特に、初見初撮りだと経験がないので、鳥の種類を見分けるのは非常に難しい。
しかし、この鳥を撮影した経験から、水面に浮かぶ水鳥を撮影するより、夕方、帰巣する
水鳥を撮影した方が、水鳥の姿をわりと正確に撮影できることがわかり、水辺には夕方
鳥を見に行くのもいいな、と思った次第。
ヒメヤマセミ Pied Kingfisher Ceryle rudis
(再掲) カワセミ類は、一般に、羽を休めている時はじっとしてくれるので、
そういったときを狙うと、ゆっくり撮影ができます。
ミカドバト Green Imperial Pigeon Ducula aenea
(再掲)この鳥の場合は、見た瞬間に、「あれだ」と鳥種判定できました。
図鑑を日々眺めていると、他の種に比べ種類の多いハト科でも、これはライファーだろ
と、ファインダーに入れた瞬間、喜び爆発という感じになります。
++++
ルリオハチクイ Blue-tailed Bee-eater Merops philippinus
パタヤでもたまに見かける鳥ですが、今回、何回か目にしました。季節性があるのか?
瑠璃色の尾っぽの色がきれいです。
バン Common Moorhen Gallinula chloropus
これはいろいろ調べて、日本の方にもご意見を戴いて、バンに同定。
図鑑ではバンは黒一色。嘴の根元が鼻の方に伸びているので、当初からバンあるいは
バンの一種ではないかと考えたものの、羽の色とか、腹のあたりに見える横線が該当せず
自信がありませんでした。
バンに限って言うと、若鳥の写真が出回っておらず、同定作業が難航。
成鳥がクロで若鳥がチャなら、どこかに説明があってもいいと思うのですけれど。
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