パタヤは現在31度(別のウェブサイトだと32度）。
　先ほどまで30分間ほど。停電。理由、わかりません。いつもだと、停電の予告がありますが、今日は無し。
　停電になると発電機が稼働して、最低限のコンドミニアム館内の電気、廊下照明+エレベータ程度は確保されます。しかし各戸への配電はまかなわれないので、完全に電気なしの生活になります。
　PC/タブレットは充電タイプであり、携帯wifiも契約しているので、ネットは不完全ながら確保されます､､､地区全体の停電で中継局がダウンしていると、もちろん✖。
　このところ、紙ベースの本を読んでおり、今日も遠山美都男著「天皇誕生」を読了、引き続き同じ著者の「天智天皇」を読んでいるところ。
　現在、部屋の中は自然冷却中、すなわちエアコンを使わずに、部屋の中に自然の風を通している状態なので、実のところ、停電になっても、部屋の涼しさ、快適さは変わらず、読書もはかどっています。

大日本国憲法第1条に、「大日本帝国は、万世一系の天皇が、これを統治する。」とあり、起草に当たって伊藤博文などは日本書紀を論拠にしたとか。
　日本書紀は当時の中国に向けて、日本にも漢字で書かれた歴史書がありますよ､､､と胸を張るために作った漢語の歴史書。これが和語で書かれている古事記と大きく違う点。
　日本書紀には中国の正史あたりからマルっといただいて文章を作った部分が多数あり、中国自体、易姓革命を基本に、徳あるものが皇帝となり徳が無くなれば別の氏が皇帝となる、という国なので、日本書紀の記載を見ても、王朝交替があったと読み取れる部分があるとのこと。
　少なくともこの時代、漢語の本をまとめられるのは渡来人しかいなく、渡来人の力を借りて日本書紀はできたわけで、著者たちは少なくとも「万世一系」を意識していなかったのではないかとの論調。

　まあ、歴史新書というより読み物ですね、まだ読書途中なので、その段階の感想ですが。