タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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天体用改造カメラ

 1998年に発売されたソニーのNIGHTSHOT機能を搭載したハンディーカムで撮影すると、下着が透けて見える、、、状況で、発売半年で販売中止になったお話。今から四半世紀前のことですが、何となくうっすら記憶していています。


 その後のデジタルカメラは、下着盗撮防止というよりは、写真として不要な赤外領域をカ
ットしてより良い画質にするということで、赤外線カットフィルターが標準装備されている
ようです。 

 最初、「天体用改造カメラ」という言葉を見た時、これはなに?なんでわざわざ改造する
の?と。


 いろいろ分かったことは、
① 天体には赤外領域の光を発している散光星雲という種類があり、こういった天体を撮影するためには、赤外線カットフィルターは邪魔。


② 天体専用カメラのほとんどは、1/2.8とか1/1.8などのセンサーサイズが小さいCMOSを使
っていて、これにより倍率が上がってしまうが小さな天体は好都合。しかし、視直径の大き
な天体(例えば、オリオン大星雲、アンドロメダ銀河など)は画角が小さくなって全部が入
りきらない。よってフルサイズとかAPS-Cなどの比較的大きなセンサーが好まれる。


 ①②を考えると、中古カメラの赤外線カットフィルターを除去した改造カメラに需要があ
るということらしい。


 ただし、改造専門業者によれば、フィルターの除去とその後の調整を含めると3万円強か
かり、使い古された中古カメラだとシャッターの交換時期をはるかに超えたものもあるた
め、ちゃんとした中古機材を改造した天体用改造カメラは10万円前後はかかるとのこと。


 私の場合は、まだ習熟段階なので、天体用改造カメラが必要という段階ではありませんが、2年後には欲しくなるかな、、、