日本の司法とは全く違うタイの警察/検察
　途中経過をぶら下がり取材で公表し、かつ、捜査方針も話しています。
　警察が「こうであろうと思い描いている」状況を国民は知ることになります。

　また船に乗船していた友人たちも、個々にマスコミ取材を受け、
　各々が考える当時の状況を話し、自分の無力さを謝罪しています。

　ある男性がマスコミの取材を受け話した経過を再現したのが左の図。
　男性が船後部で寝そべりながらスマホを操作していたところ、
　トイレが故障中なので船尾で排尿しようとした女優が来て、足に掴まり排尿し、
　その過程で手が滑り女優は川に落下したとマスコミに公表。
　写真では男性が蹴り落としているように見えますけど､､､

　また当日の写真が公開され、女優はボディースーツ(上下一体）を着用していたと判明。
　ボディースーツを着たままで排尿できないとネットで騒がれると､､､

　あるセレブが、当時の状況を再現。このようにずらせば排尿できるとアピール。

　女優の母親には脅迫メールが来る一方で、関係者が次々と謝罪に訪問。
　その状況がマスコミで報道されています。

　最初の男性は船のオーナーで大金持ちの人。
　船の中から薬物が発見されたとか、船を他人に貸す行為が違法であるとのことで、
　逮捕拘禁、一時は保釈も許されませんでした。
　拘置から戻ると母親の元に行き謝罪。
　「一生自分の母親と思って面倒見ます」とのこと。

　その他同船者も次々と母親の元へ。
　母親が持っているのはマスコミから渡されたマイクロフォン。

　母親は当初、「娘は攻撃を受けて川に転落したのだ」と主張していましたが、
　一連の謝罪で怒りが消えたのかどうかは不明。