拙宅から見てパタヤヒルの奥側、プラタムナックにNordicあるいはNorwegianという名前を冠した低層コンドミニアム群があります。Nordicグループなる会社が主として欧米投資家用に建設販売しているものだそうです。

　今改めて上記資料を見ると、ものすごい物量だな、と。
　この左側、海よりにゴルフショートコースがあり、通っています。

　ちょっと古い話ですが、その建設投資グループが倒産したとのこと。

　ちょっと考えると、作って販売するだけなのに、なぜ?と思いますが、パタヤで建設され
るコンドミニアムの多くが、5年あるいは7年と収益保証するものがあり、投資家の多くは不
在地主となり、貸しコンドミニアムとして運営されますが、最初の数年、客が少ない場合、
販売会社が収益を保証します。

　建前的には、Covid-19で観光客が来ず、収益保証費が鰻登りになり、経営破綻ということになっています。もちろん新規物件を立てても、Covid-19で潜在投資客がタイに来られず、
販売もはかばかしくないのでしょう。

　プラタムナックの丘は、パタヤ市街地に隣接しているとはいえ、ソンテウルートに入って
おらず、近場ににショッピングストアーなどもない土地。自動車がないと不便な土地です。

　しかも航空写真を見てもわかりますが、低層コンドミニアムなので最上階くらいしか
海の眺望も見込めません。
　生活に不便で見栄えもしない場所に、客が来るのか？と思うわけです。

　仮に客が入れば部屋の清掃リネン代等で、経費が出ていきます。
　そういった部屋のメンテナンスも販売会社の儲け代になるわけです。
　冷静に考えれば、あんな場所で、今の時代、高利回りの投資物件など成立しないはず。

　上記はSNSでフォローさせてもらっている人のコメントです。

　Nordicということで、ノルウェー出身の人が興した会社で、客の多くもヨーロッパ系の人たちのようです。
　土地とか共有部分の所有権がどうなっているのか不明ですが、運営会社が倒産すると、
メンテナンスが出来なくなり、タイのことだから数年で、いろいろなところがボロボロに
なっていくのでしょうね、
　老後を楽しむために、自分で住もうとしても、住めない状態になってしまうと目も当てられません。